チーズフォンデュには結構うるさいです。スイスで現地の方のお宅で、度々ご馳走になったことがあるためです。
スーパーで優れたフォンデュを発見!その名も「こだわりのチーズフォンデュセット」。これは買うしかないな。
こだわりのチーズフォンデュセットの内容
チーズフォンデュは、スイスを中心としたアルプス地方の郷土料理です。スイスでは、エメンタールチーズとグリュイエールチーズをミックスすることが多いのですが、「こだわりのチーズフォンデュセット」はエメンタール(スイス)とゴーダ(オランダ)のミックスです。1,280円(税抜)でした。
内容は、チーズフォンデュミックスとポークソーセージ4本とスチームポテト5切れ。これにアルミ鍋がついています。
阪急オアシスで見つけましたが、加工者は株式会社 オフィチーナ(兵庫県川西市出在家町)。1食あたり1,023kcalで、賞味期限は購入から2週間ほどありました。
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作り方は以下のとおり
- ホーロー鍋に白ワイン又は牛乳140mlを入れ、中火にかけます。
- 白ワイン(牛乳)が煮立ったら、チーズを3回に分けて入れ、木べら等でかき混ぜながら溶かしていきます。
- チーズが溶けたら弱火にし、焦げないようにかき混ぜならがら、お好みの具材でいただきます。
作り方には、本格フォンデュと同じ手順が、メモされてます。「事前に香り付けでにんにくを鍋底にすすりつけておくと一層風味が良くなります」。そのとおりなのです。本場では、鍋にたっぷりとにんにくを擦りつけ、にんにくもそのままチーズと温めて食べていました。
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こだわりのチーズフォンデュをつくる
せっかく、丁寧な作り方が書いてあったのですが、そそっかしく、我流で作ってしまいました。
付属のアルミ鍋にチーズフォンデュミックスを入れます。かなりの量があります。とろみが付くように片栗粉も入っていました。
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フライパンにアルミホイルを敷いて、その上にアルミ鍋をセット。辛口白ワインと共にあたためます。作り方には、アルコールが苦手な方やミルキーが好みの方は、牛乳をお使いください、とありますが、勿論ワイン派です。
本場では、白ワインに加えキルシュ(さくらんぼの蒸留酒 45度位)も入れます。キルシュのリキュール(甘いやつ)ではなく、キルシュのスピリッツの方です。
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底のチーズを焦がさないよう、弱火~中火でゆっくり温めました。ワインの香りが漂ってきます。
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木べらがないので、スプーンで混ぜ混ぜ。すっかりチーズが溶けました。
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セットのポークソーセージとスチームポテトは袋のままレンジで温めるだけでOKなので、とっても便利。
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温めたポークソーセージをディップします。本場では、パンしか使わないので、初のソーセージバージョンですが、うん、美味しい!白ワインで作っているので、かなり大人の味です。アルコールが弱い方は、クラクラきそうな感じですね。チーズは濃厚で、かなり本場の味に近いです。
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次は、ポテト。これは、合います。スイスのもう一つの名物料理 ラクレットと同じ組み合わせですね。
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チーズの量がたっぷりありましたので、付属のポークソーセージとスチームポテトだけでは、全然足りなかった。パンがないので、追加でジャガイモを茹でました。甘くてホクホク、大好きなインカのめざめを使いました。
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こだわりのチーズフォンデュセットの感想
お手軽にチーズフォンデュが楽しめました。チーズのブレンドもよく、ボリュームもあるので、ディナーや飲み会の一品として使えそうです。フライパンから下ろした後は、保温をしていませんでしたが、固まることもなかったです。付属のソーセージとポテト以外に、パン等を用意しておくと良いでしょう。
子どもさんがいる場合やアルコールに弱い方は、牛乳で溶かすのおすすめです。セットのカロリーが1,000カロリーを超えていますし、チーズも濃厚なものなので、食後はズッシリときました。
スーパーで売っている、他のチーズフォンデュセットも試したことがありますが、こちらの「こだわりのチーズフォンデュセット」は白ワインで作れば、かなり本場に近いものかと思います。簡単ですし、お手軽な値段ですので、リピート決定ですね。
本格的なチーズフォンデュを食べて見たい方は、スイスの家庭でも使われているパウチされたチーズフォンデュを試してみてください。レビューに、子どもが食べられなかった、とあるように、キルシュが入った本場の味は完全に大人仕様です。