プーケットのベストシーズンは11月~3月。一方、サムイは3月~10月が一番いい季節。タイは、年中どこかのビーチが楽しめるリゾート天国。シルバーウィークはサムイに行くことに決めた。
サムイの情報収集をしていると「クリスタルビーチ」という透明度の高い海岸があるらしい。しかも、お手頃な価格のホテルもある。予備知識もないままに、クリスタルビーチ、タイ語でトンタキアンビーチにステイすることにした!
クリスタルビーチへの行き方
バンコク経由でサムイ空港に到着。サムイ空港は小さな空港で、壁のないリゾート感あふれる空港で、サムイ滞在への期待が盛り上がります
空港にはタクシーカウンターがあるので、滞在ホテルを告げると「○○エリアね。ここまでは××バーツ」と料金表を提示しながら説明してくれます。明朗会計ですし、ぼったくられることもありません。まぁ、タクシーは観光地価格で、クリスタルビーチまでは20分程でしたが、700バーツ/台もしましたのですが。
タクシーより時間がかかっても安く目的地に行きたい、という方にはミニバスもあります。乗り合いバンのようなものですが、一人旅や2人での旅行であれば、割安でしょう。3人以上であれば、寄り道なもなく、周囲に気を遣わなくてよいタクシーがいいかもしれません。
チャウエンやラマイからクリスタルビーチに行く場合は、ソンテウやタクシーを利用すれば良いでしょう。ソンテウは島内の周回道路を走っていますので、クリスタルビーチからの帰りも周回道路まで出ておけば、声をかけてもらえます。
クルスタルビーチで遊ぶ
チャウエンビーチを過ぎ、ラマイへ向かう途中、ナン岬の手前にクリスタルビーチはあります。トンタキアンリゾート(Tong Ta Kian Resort)の脇道から海側に向かうとビーチに出ることができます。
クリスタルビーチには、パラソルもデッキチェアもないので、木陰にゴザやタオルを敷いてゴロゴロとするのが流儀。ロシアやヨーロッパからのカップルが多く、日光浴と昼寝に終始されていますので、日中も静かです。
ビーチで楽しむのも良いですが、海の中の岩に陣取って寛ぐのも良さそうですね。ここは遠浅なので、泳ぎに自信の無い方も、安心して海に入れます。
訪れたのは9月中旬で、セカンドベストシーズンらしいですが、海水はクリスタルでした。シュノーケルをしなくても、浅瀬で泳ぐ魚が見られます。
特に、クリスタルビーチ北側のクリスタルベイビーチリゾート付近の岩場には、カラフルな魚がたくさんいます。下の写真に見えるクリスタルベイビーチリゾートのカフェは、ロケーション抜群で、オススメです。料理はオンザビーチのレストランの方が美味しかったので、ここではビールを飲む程度が良いでしょう。
チェアもなく、物売りもおらず、商売っ気のないビーチですが、昼間は数軒のレストランが営業しています。真っ白なビーチと海のグリーンを眺めながら、ゆっくりランチが楽しめます。
ビーチの南側のクリスタルベイビーチクラブは、大きめのレストランでメニューも多かったです。
タイ風の前菜を注文してみました。
ビーチでもカレーを頼みます。タイでは、カレーを注文すれば間違いないですね。人参にカービングが施されているのがタイらしい。
ビーチレストランからは、ビーチで飲むビールやジュースが調達できますし、トイレをお借りすることもできました。
クリスタルベイビーチリゾートに泊まった
チャウエンビーチやラマイビーチにホテルをとって、昼間にクリスタルビーチに遊びに来ても十分楽しめますが、クリスタルベイビーチリゾートに泊まると、ビーチに出なくても、部屋から海の景色が眺められます。
下の写真は宿泊したビーチフロントデラックスのバルコニーからの景色です。このカテゴリーには1階と2階がありますので、予約を入れた後に、ホテルに2階の部屋を希望することをメールしておきました。希望どおり2階の部屋がアサインされました。
27室のホテルですが、海側の部屋を強くおススメします。エコノミールームは海の見えない山側になり、道路沿いになっているため、眺望もありませんし、車の音も気になります。
ホテルの公式HPには各部屋のディテールが掲載されていますので、お好みの部屋を探してみてください。
クリスタルベイビーチリゾートに泊まると、静まりかえった朝や夜のビーチを独り占めできます。
朝日を浴びながら、こんな素敵な場所で朝食がいただけます。
©wandertravelog.com
室内がお好みならば、こちら側で。海に潜らなくてもお魚に出会えます(笑)。
朝食の内容は簡素ですが、朝日と海と魚が、朝食を満足なものにしてくれます。
お部屋もシンプルで、アメニティも最小限ですが、このホテルでの滞在の目的は海を満喫することなので、たいした問題はありません。小さなプール(レストランエリアにあるので、入るのには勇気が要る)もありますし、レストラン下の、海が眺められるスペースにはタイマッサージもあり、リゾートの施設も最低限のものが揃っています。
まとめ
クリスタルビーチは、穏やかで素朴な穴場ビーチでした。
このときは9月に滞在しましたが、、サムイを12月に訪れた際のクリスタルビーチは大荒れでしたから、乾季に訪問することを強くオススメします。
海を眺め自然の中で過ごすことが旅の目的の方、観光がメインではない方には、クリスタルビーチにあるホテルに滞在することをリコメンドしますが、ショッピングやグルメ、夜遊びも楽しみたい方は、チャウエンやラマイに宿泊し、日帰りで遊びにくると良いと思います。ビーチチェアなどはありませんので、日帰りの際は、ゴザ(サムイ島の雑貨店や土産物屋に売ってる折りたたみ式のもの)やタオルをお忘れ無く。