渡嘉敷島へは冬季に行ってきました。島への船は、「フェリーとかしき」と「高速船 マリンライナーとかしき」がありますが、フェリーを選択。理由は、急ぐ旅でもないので、のんびりと船旅を楽しみたかったことと高速船は船酔いしそうだったこと。
船は2か月前から予約ができるので、オフシーズンではあるけれど、予約をしておきました。
「フェリーとかしき」乗船日の前日から那覇に入りましたが、どんよりした空模様。
渡嘉敷島への出発の朝も曇り空。でも、そこまで天気が悪いわけでもなく、特に風もなく、雨も降っておらず。「フェリーとかしき」の出航の2時間弱前にはホテルを出て、タクシーに乗って泊埠頭旅客ターミナルへ向かいました。タクシーの中で、スマホが鳴ったので、出てみると渡嘉敷島で宿泊予定のホテルからでした。「今日は、渡嘉敷島への船が欠航しますので、本日の宿泊はキャンセルしておきますね」と。「ええっ！！」とビックリ。
フェリーが欠航、宿泊ホテルもキャンセル、どうしよう、、、という感じですが、とりあえずタクシーで泊埠頭まで行きました。埠頭から海を見てみたら、荒れている印象はない。なんで、欠航なんだ～と思いつつ、「フェリーとかしき」のチケットカウンターで本日の予約を行っていたことを告げ、明日の予約に振り替えてもらいました。
今日の宿泊予定の渡嘉敷島ホテルはキャンセルされてしまったので、今晩泊まるホテルを探す必要があります。スマホでホテル予約サイトをひらき、今晩泊まれそうなホテルを探していると、声をかけられました。「フェリーが欠航になってしまったけど、船を出してくれる人が居るんで、割り勘で乗りませんか？」と、同じく渡嘉敷島への旅行者からの提案でした。
楽しみにしていた渡嘉敷島行が一日延期になってしまったので、この提案に一瞬、心を動かされました。でも、ちょっと考えてみると、フェリーみたいに大きな船が欠航する中で、どんな船で渡嘉敷島へ行くんだろう？旅行客を乗せてもいい船なのかな？と疑問が湧いてくる。値段は8千円程度の提示だったと思いますが、急ぐ旅でもないので、お誘いは、お断りしました。
今日のフェリーは欠航になったけれど、那覇で遊べる日が1日増えた、と前向きに考えて、国際通りにあるホテルを予約。ちなみに、渡嘉敷島のホテルは返金可のプランで前払していたので、後日、1泊分が返金されてきました。
翌日も昨日と同じく曇天模様。ただ、朝の天気予報では、昨日より波は低い様子。これなら、今日はフェリーが出航するかな、と張り切って泊埠頭旅客ターミナルへ。
ターミナルへ着くと昨日とは違って、お店が開いており、たくさんの弁当が売られているし、旅行客も地元の方も多くいる。安くてボリュームたっぷりのお弁当を買ってフェリー渡嘉敷に乗り込む。
2階は椅子席だけれど、揺れそうなので、１階の座敷席に陣取る。
私たちは弁当を広げ、ビールを開けて、食べる気満々でしたが、乗り込んでくる方は、多くが寝る気満々で横になり、出航前から完全に寝てしまっている方もいました。
出航し、しばらくすると揺れが～。か、かなり揺れる。うぅ、気持ち悪い。
この日は、前日も欠航になったこともあり、まだ波の高い日だったのでしょうか、途中から２階の椅子席などにいたと思われる人も青い顔でやってきて、座敷に横たわり、ぎゅうぎゅう状態。
だから、よく知っている方々は船酔いを避けるためにも、出航前から寝てたんですね！
大きなフェリーでもこんなに揺れるんだから、昨日、埠頭で声をかけられた船に乗ってたら、、、と思いました。また、無事に出航できた今日でさえ、この揺れならば、昨日はとてもじゃないけど出航できなかったな、と。陸上で見る海と、海原で感じる海は全く別物ですね。
揺れが少ない日であれば、甲板の椅子席もいいかな。
渡嘉敷島へ近づいてきました。１時間ちょっとの船旅でした。
渡嘉敷島への旅は、当初４泊を予定していましたが、欠航のため３泊となりました。時間のある旅行だったので、欠航に関しても気持ちに余裕をもって対応できましたが、そうでなかったら、ちょっと大変だったはず。
渡嘉敷港に着きました。１日上陸が遅れてしまったけれど、待望の渡嘉敷島！
渡嘉敷港のターミナルではお土産を売っています。
おすすめは「島育ち」のジャム。帰りのフェリーに乗る前に買いました。
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